彩り

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これは確か9月の畑の収穫。
今年は春先から苗を仕立てたピーマンが上手く育たず、
裏庭で沢山採れるミョウガを採る時間もなく、
茄子はいつの間にか大きくなりすぎたり、固くなったり。
それでも一つの籠の中での彩りは美しい。

今はすっかり畑は静まっている。

 

台風一過

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風で曲がったキュウリの支柱


広く畑を借りる前は、台風が来ても、
さほど心配した記憶は
ありませんでした。

畑にとって、
風雨がどれだけ被害をもたらすか。
時間を掛けて見守り育てたものが
あっという間に倒され浸され
枯れたり萎れたり。

こうして農に携わる人は
何も出来ずに耐えること、受け入れること、
再び立ち上がることを学ぶのかなと、
収穫を楽しみにしていたトウモロコシと、
新たに広げたコスモスがすべて倒れ、
それを苦労して立て直しながら
思ったりしました。

週末はまた台風、
再び倒れたら、
また立て直すのか、
それは決めていません。



立て直したトウモロコシ




 

遊びと労働と

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昨年まで一反に満たない田圃を、
雑草に苦慮しながら、結果として
低農薬で手作り感覚で作ったのですが、
今年から今の場所に移っての4反の田圃は
たいした農業機械を持たず、
仕事もしているという身では
田植えと稲刈りを人に頼むしかなく、
米価が極端に下がったこともあり、
また苗代、肥料代などもあり、
夏の間、草取りや水の管理など手間暇掛けても
「稼ぐ」ということにはならないのだと
実感したのでした。

そして野菜を「道の駅」に出荷しても、
なんと単価の安いことか。
とはいえ、自分が消費者目線だった時は、
私も何の疑問もなく「道の駅」は安くて当然!
と思っていたのでした。

それでも思うのです。
この「労働」はちょっと面白いなと。

この「労働」には、たくさんの要素が
豊かに詰まっている気がするなと。

「育てる」「待つ」「毎日変化を眺める」
「期待する」「予測する」「工夫する」「察知する」
「格闘する」「敗北する」「諦める」などなど。
たぶんもっともっと、いろんな要素があるのでしょう。

「コストベネフィット」なんて言葉で
計ることの出来ないもの。


野の鳥や生きもの達を見ていると、
どこか遊んでいるように
見える時があります。

「遊び」は「余計なもの」でも
「ふざけたもの」でもなく、
いのちの輝きのようなものでも
あるのでしょうか。



夏に沢山採れたキュウリと物々交換した?!ピアノ。リフォームされてる母屋の居間で良く弾いてます。




 

喜びと苦しみと

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初めて母屋を訪れた時、
こんな場所を借りられるなんて
まさか本当じゃないでしょう?
と思った気がします。

仕事で近くの道をよく通っていた時、
栃木、群馬、そして信州、秩父の山々まで
広々と見渡せる、その場所でした。

そして今、秋になり、振り返れば
ハッとするほどの
空を見せてくれます。

思い掛けなく叶うこともあるけれど、
生きるということは、
どうにもならないこと、
苦しいことから、避けようもないのだと、
歳を重ねるごとに実感するもののようです。


今、田畑は春夏のむせ返る勢いも静まり、
私の疲れを癒してくれている気がします。




まだテッセンが咲き続けているのです。










 

色づいて

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柿の葉っぱには
毎年二回ほど、
惚れ惚れさせられます。

5月初頭の若葉の時と
そして落ち葉となるこの時期。

あまりに美しくて玄関に飾ると
翌日の朝にはどんよりした
鉛色になっていて、
ああ、大地に抱かれているのが
一番いいのだなと思いつつ
毎年愚かなことを繰り返しています。




あちらこちらに、カラスウリも彩りを添えて

 

生きものたち

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毒虫に刺されて閉口した数日が過ぎ、
納屋近くの木々の中に、
こんな姿を見つけました。

まわりが田園のここには、
市街地ではなかなかお目に掛れない
生きものたちの姿があります。

そういえば、しばらく前には
プラスチック容器の穴を通ろうとした蛇が
抜け出れなくて、容器ごと
ウネウネしているのを遠くから見つけ、
体を傷つけないかと恐る恐る、
ペンチのようなもので容器を壊して
放してやったのでした。

ウズラ?の親子らしい集団が
時々納屋の横を横切るし、
納屋に巣くって賑やかなツバメは
気が付いたら旅立って行きました。

鎖の付いていない犬も、
立ち寄ったことがあった。
誰かを探しているようで、
切迫しているようだった。

今は、幹で熟した柿を
ムクドリがよく食べに来ている。

これからも
どんな生きものたちに
出会うのでしょう。




 

洗礼・・・その2

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(籾は畑の肥料や草対策に役立ちます。畑に2つの山が出来ています。)



サボテンの洗礼で終わりませんでした。
昨日夕方、裏庭にたくさん生えているミョウガを
体を屈めて採った後、そこらへんに茂る草を
手当たり次第に抜いた後のこと。

次第に右脇の下から首、側腹部にかけて、
チクチクした痛みが広がり、中を覗けば
またたくまに細かな蕁麻疹が広がっていました。
(でも、長袖の服をちゃんと着ていたんですけど。)

その後、発疹、痛み、痒み、熱っぽさが取れず、
ああ、また洗礼を受けたのかなと、
裏庭のお社を無造作に見ながら
ずけずけと立入った自分がまずかった?
など思ったり。

三度目の正直は、
ご勘弁願いたい。





(寒冷紗の中で、サニーレタス、キャベツ、スティックブロッコリー、白菜の苗が育っています。)

花より団子

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花はほんの少し、
メインはやっぱり食べること。

お盆休みで夫婦でしっかり畑仕事。
私は草怪獣と戦い、夫は野菜に愛、
ならぬ肥料や支えを与え、
ああ、この姿がしばらく
留まってくれたらと、
生えたり枯れたりと
あっという間に姿を変える
これまでの畑を思うのでした。





茄子の苗が沢山できました。どうしよう、ケロケロ。

 

育てる

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熱暑に乾いた土が、潤いました。
今まで花を種から育てた経験はなく、
千日香、向日葵、コスモスと
初心者でも育つという花でしたが
台風の風で倒れながらも
こうして咲いてくれました。

涼しくなったら、
こんどは何を蒔こうかな。







 

時を解(ほど)く

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解いた帯、中から芯の布と綿が出てきました。


母屋をお借りする時に
処分しようとしていたものの古い幾つかを
お願いして残して貰いました。
その中にこの帯があります。

お盆で少し時間ができて、
母屋で帯を解いてみました。

この帯の「手縫い」の心地は
機械とはまた違った
健気さがありました。

それは知恵と経験と根気と
手の温もりが一緒になった
力強さでした。

「家族の着物を普通に縫っていたよ。」
そんなことを話してくれた
あるおばあちゃんのことを
思いだしました。





縫い物は心が落ち着くらしいけど解(ほど)くのもまた違った落ち着きがあるらしい(ナナ)。

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