栃の木の旅

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桐生市街の写真館


埼玉と言っても
1時間を掛ければ、
茨城、栃木、群馬、千葉を巡る、
入りこんだ境界の地に住んで
10年以上が経ちました。

そして栃木の佐野・桐生は
たびたび足を運ぶ土地です。

山も良し、街並みも良し、
自然と文化と、重ねて
楽しめる場所の感があります。
今回は、山のレストラン、
里山の葡萄畑のワイナリー、
市街地の古寺を尋ねました。


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佐野市の山の中にあるカフェ・ブロッサム


佐野の山から桐生の街に下りて
立ち寄るのが「ココワイナリー」。
山の葡萄畑の急斜面の小道を
えっちらおっちら登ると、
遥かに桐生の街並みが。

さらに市街地に出て、
石畳を歩き、倉を覗き、
鑁阿寺
(ばんなじ)を巡りました。

古い建物に人が住んでいるのを見て
ホッとする旅でした。


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足利学校の外堀


ふくちゃん


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もう、半年以上になるかな。
野良猫、ふくちゃん。

たまぁに、
庭を横切る姿を
見掛けるだけだった。

思い立って、
餌を置いてみたら、
しっかり食べてた。

それから朝晩、
ご飯を上げた。
警戒心が強くて
よく引っ掻かれた。

喧嘩で膿んだ耳の傷を
消毒したこともあった。
不思議と大人しかった。

使っていない犬小屋に
寝床をしつらえた。

動物病院に連れて行った。
ごめんよ、お前の大事なもの
取らせてもらうよ。

痩せてたお腹がオヤジの様に
でっぷりして、いつしか
しっかり甘えるようになった。
本当は、おまえ、すごく
臆病だったんだね。

愛犬とは折り合って来たけど、
二匹の先住猫は厳重警戒。
まだ、一緒にはさせられない。

それでも、おまえは
底抜けな食欲で
さらに体重を増やしつつ
我が家にどっしりと
乗っかってきている気がする。

「ふくちゃん」
どうしてそんな名前
付けたんだったっけ。


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ふくとナナ 網を隔てて御対面!




鬼の館

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北上市立「鬼の館」



北上市の田圃の中に
「鬼の館」はありました。

期待していなくて
見事に裏切られました。

沢山の鬼の顔。
各国の鬼の違い。








” 古来「鬼」は、日本の至る所に出没し、人を超えた力を持ち、
私達の陰の部分に暗躍してきました。また「鬼は」、蝦夷(えみし)とともに
東北に住む人々に与えられた蔑称でした。

北上市民憲章に、「あの高峰 鬼すむ誇り」とうたった私たちにとって
「鬼は」見過ごすことのできない課題です ” 

               ・・・説明文より抜粋




高校生の作品



鬼とは自分の中の「陰」。
人に知られたくない私。
激しい怒り、不安、
ひがみや恨み、欲望。


そして、その陰が
「自分」を教えてくれる。


あなたの鬼は、
どんな顔をしていますか?



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高校生の作品



昔話には
よく「鬼」が出きます。


本当に悪い「鬼」はいなくて
どこか、物悲しさがあるのは
なぜでしょう。




海外の鬼



こうして改めて見ると
鬼の顔は、人の気持ちを、
怖れや不安や悲しみを、
表しているのが
わかってきます。





海外の鬼



湯に眠る


夏油温泉(岩手県)


本当にしばらく、お休みしてしまいました。
気がつけば、過酷な夏が終わっていました。
時々覗いて頂いていた方は申し訳ありません。

手を付けていなかった写真を
やっとアップすることが出来ます。



お盆前、盛岡帰省の折、
行ってみたかった
夏油温泉に寄りました。
冬は閉鎖の秘湯です。

北上市から入った山の奥、
部屋からは、蝉の声と川の音しか
聞こえませんでした。

テレビも上手く映らず、
お湯に入る以外は
昏々と眠っていました。


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表磐梯 ・・・ キノコの森


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表磐梯の天鏡台の「昭和の森」にて



梅雨明けの
先は長いというのに
いきなりの酷暑。


福島県の
猪苗代湖を望む
表磐梯の秘湯に、
静と冷を求めて
行ってきました。



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猪苗代湖の遥かに
那須連峰。
天気の良い日に
富士山も見える丘の風は
涼やかでした。

埼玉から3時間。
息子が勧めてくれた
JAZZのCDが
高速の嫌いな私の緊張を
解してくれました。



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ここの森のタンポポは
みな首が長く、
スマートです。

雪に籠もる想いが
解放された季節に
見せる姿でしょうか。


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木(根)とキノコ(菌糸)は、
深い関係にあると、
最近知りました。

この森にも、
いろいろなキノコが
木と共に、
生きています。



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湧水の里、遊佐町訪問

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鳥海山(2236m)


山形県にある鳥海山の麓に
遊佐町はあります。

この町の6割の田圃は、
減農薬栽培。

生活クラブという生協が
農協と協力して
そのコメ作りを
支援してきました。


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イナゴの赤ちゃん・・・減農薬だからたくさん居る


コメ作りを中心に
循環型の農業を目指してる遊佐。

地元の肥料を使う、
飼料米を作る、
合成洗剤を使わないなど、
さまざまな試みをしていて、
自然から搾取するばかりの
農業の現実を
考えさせられました。



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岩から湧水



最近、我が町の
田圃の畔のあちこちは、
春になって緑になると、
しばらくして茶色に枯れます。
畔に除草剤を撒くからです。

農業の高齢化で、
ますます
手を掛けられないから。

除草剤は地に沁み渡り、
自分達の元にも
帰ってくる・・・。



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海岸・・・手前の水の輪から湧水



海から近い
鳥海山の湧水は
海岸にも
湧き出していました。

なめると海岸近くは
真水で、少し行くと
塩水になりました。



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自分の町の
写真を撮ってきて、
最近、なんだか
チカラが湧かないのは、
この町の「静かな田圃」に
気がついたからかもしれません。

米作りだけを見ている土地。
人を含めた、そこに生きる物全体のことを
思うだけの農業のチカラ、希望は、
この地にどれだけ在るのかと。



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我が町の「静かな田圃」は
年々、カエルの声が小さくなり、
10年前の土手のイナゴも、
気がつくと激減。
カタツムリも、めったに
見掛けなくなりました。

私には何が出来るのかな、
そんな私の無力感を
遊佐は励ましてくれました。



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天ざる中華そば・・・蕎麦・うどんと同じ付け汁



風を待つ人・・・大平山



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久しぶりにブログを更新です。
写真は1か月以上前の6月のことです。



大平山を、久しぶりに
歩きました。

500mの山でも、
眼下の景色は爽快でした。


風を待つ人が、
「オレも怖いんだよ」と言いながら、
ふわりと舞って行きました。



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謙信平


鬼無里からアルプスへ


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鬼無里村 奥裾花自然園



新緑の長野を
日帰りで
走り抜けました。

職場で知り合えた、
フィールドワークの達人、兼、
気球飛行士の方の案内で、
鬼無里という、山深い里の
ブナ林に守られた
水芭蕉の群生を
見ることが出来ました。

鬼も静かに通り過ぎるような
天上の静けさと青さが
写真に残されていました。



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大地に立つ人



ブナ林は、
湿り過ぎず、乾きすぎず、
豊かな土壌を作ると
言われています。

黙して動かず
日射しを温もりに、
強風をそよぎに変え、
梢には鳥を抱き、
大地に水と滋養を与え、
死んでなお、数多のものに
養分を与え続ける、あなたを、
仰ぎ見る、ささやかな
自分でした。




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鶏卵より少しだけ大きい繭玉は、
サンショウウオの卵です。

人の知らない営みが
どれほど多いのか。

優しい時間だけが
それを感じることが
出来るようです。




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鬼無里の山道を抜けたら、
眼前に、突然、アルプスが。

思わず、車中で
拍手が湧きました。

自然崇拝、
八百万の神。

昔の人の気持ちを
少しだけ、
体が知っていました。



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穂高の蕎麦屋で





古き良き時代 続

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行田市駅から
少し歩いた大通りに面して
たぶんお風呂屋さんだなと
懐かしい気分の建物が
ありました。

まだ、数年前には
営業していたかもしれない、
そんな人の気配が、
残っていました。




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街には蔵の屋敷も多く、
初代市長の屋敷跡の喫茶
「閑居」にお邪魔しました。

「温故知新」と言うけれど、
古きものを観光と思うだけでは
寂しいなぁと感じながら、
路地に慎ましく育てられた
草花の名前を口ずさみ、
歩きました。



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5月という月

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5月は特別な月です。
風が冷たくなったり
暖かくなったり、
その不安な中で
母は亡くなりました。

今年は三回忌の5月。
去年から父がよく聴いている
「おくりびと」の曲を、
三回忌の席、チェロで
弾いてもらうことにしました。

賄いの方が、最後に
「このような法事は初めてです」
と言って、音楽に聴き入って様子が
私への励ましになりました。




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